秋の朝日 あやべ四季彩々 2019年09月02日 霧の多い季節になった。肌寒い朝、霧の向こうから昇ってくる朝日の光は暖かく柔らかい。霧がベールとなって、光を分散させるのだ。風景の輪郭もにじむ。台風と木枯らしにあおられた柿の木はほとんど落葉し、広がる枝だけがシルエットとなって浮かび上がる。 湿り気を帯びた朝の冷たい空気を深呼吸するとみずみずしい活力が体に入り込んでくるような気がする。霧の深い日は晴れると承知しているから気持ちも軽い。 関連キーワード 上八田町西八田あやべ四季彩々秋里山朝霧 キーワードを選択して検索すると同じキーワードを持つ記事が表示されます。キーワードは複数選択することもできます。 検 索 関連記事 暮らし 2019年08月22日 【インタビュー】塩見直紀 vol.2 移住編 「半農半Xという生き方」を提唱されている塩見直紀氏へのインタビュー。今回は「移住」をキーワードにお話を伺いました。 Q:半農半Xの影響を受けて綾部へ移住してくる人も多いです。塩見さんの感覚として実際に半農半Xを実践してい… 暮らし 2022年02月14日 山登りしてみましょう 高城山(位田町) 標高212.2m 民家が並ぶ集落から細い路地を入って行くと「高城山登山道」の看板が見えてきます。 ゆるやかな登山道が続き、軽やかな気持ちで歩けます。しばらく行くと木洩れ日が差す開けた場所に出るので一休み。 ここ… 暮らし 2019年09月09日 夏空と櫓船 梅雨も明けた綾部。由良川は豪雨の痕跡を残しながらも穏やな姿を取り戻した。 この風景を撮ったのは大雨の降る数日前。午後6時ごろ、車で位田橋を渡りながら川上の方を見ると見事な入道雲が見えた。絵に描いたような夏空だ。豊かな由良… 暮らし 2019年08月16日 最強のセキュリティー 農村部では住民じゃない見知らぬ人が歩いていると必ず誰かが見ていて「あれ誰や?」と話題になる。 留守中に見慣れない車が家に停まってたりすると、あとで近所の人が教えてくれる。空き巣もこんなに商売をやりにくい環境はないかもしれ…