秋の朝日 あやべ四季彩々 2019年09月02日 霧の多い季節になった。肌寒い朝、霧の向こうから昇ってくる朝日の光は暖かく柔らかい。霧がベールとなって、光を分散させるのだ。風景の輪郭もにじむ。台風と木枯らしにあおられた柿の木はほとんど落葉し、広がる枝だけがシルエットとなって浮かび上がる。 湿り気を帯びた朝の冷たい空気を深呼吸するとみずみずしい活力が体に入り込んでくるような気がする。霧の深い日は晴れると承知しているから気持ちも軽い。 関連キーワード 上八田町西八田あやべ四季彩々秋里山朝霧 キーワードを選択して検索すると同じキーワードを持つ記事が表示されます。キーワードは複数選択することもできます。 検 索 関連記事 暮らし 2022年03月11日 地域のみんなでお味噌作り さまざまな調味料がありますが、その中でも特に、お味噌はほぼ毎日食べるもの。 発酵食品という観点からも注目されています。 私が大阪で暮らしていた時は、マンションの狭い台所で、買ってきた大豆を水に浸し、黙々と茹でて、淡々と潰… 暮らし 2024年08月23日 ここらへんで映画を楽しむ 現在、綾部市内に映画館はありません。 しかし、里町にある京都府中丹文化会館では【中丹映画大好き劇場】と称して、月に2本程度映画の上映を行っています。 さまざまなジャンルの作品が上映されます (※2024年9月度のものです… 暮らし 2020年02月10日 四尾山(よつおやま)の滝雲 位田橋を渡ろうとすると正面に突然現れたこの光景に息を呑んだ。四尾山の稜線に沿ってなだれ落ちる雲が、まるで縁取りのように見え、4つの尾根をくっきりと浮かび上がらせていたのだ。この季節は気温差が大きいため、雲海が発生しやすい… 暮らし 2022年02月14日 【田舎暮らし豆知識】「とくし丸」は玄関まで来てくれる移動購買車 レポート:朝倉聡(あやべ市民新聞社) 田舎暮らしに伴うテーマのひとつは、買い物事情だ。 田舎には小さな雑貨屋さんが残っている場合もある。まとまった買い物に関しては、店舗に自動車などで買い物に行くほか、在宅で予約型の買い物…