秋の朝日 あやべ四季彩々 2019年09月02日 霧の多い季節になった。肌寒い朝、霧の向こうから昇ってくる朝日の光は暖かく柔らかい。霧がベールとなって、光を分散させるのだ。風景の輪郭もにじむ。台風と木枯らしにあおられた柿の木はほとんど落葉し、広がる枝だけがシルエットとなって浮かび上がる。 湿り気を帯びた朝の冷たい空気を深呼吸するとみずみずしい活力が体に入り込んでくるような気がする。霧の深い日は晴れると承知しているから気持ちも軽い。 関連キーワード 上八田町西八田あやべ四季彩々秋里山朝霧 キーワードを選択して検索すると同じキーワードを持つ記事が表示されます。キーワードは複数選択することもできます。 検 索 関連記事 暮らし 2019年08月08日 山にかかるベール 例年になく雪の少なかった冬が終わり、フキノトウやツクシが次々と上がってくる季節となった。 啓蟄も過ぎて「もうこれからは暖かくなる一方だろう」と油断した9日、零下の寒い朝となり、一面に霜が降りた。しかし冬とは違って、太陽が… 暮らし 2019年08月28日 月光と雪と里山 月光と雪がそろえばいつもよりずっと明るい夜になる。柔らかい雪が吸音材となるのだろうか。 雪の夜の静けさもいつもとは違う。 暮らし 2019年08月26日 シャガ満開 4月になると奥上林の水源の里・老富にあるシャガの群生地ではシャガの花が満開になります。 華憐な白い花が一面に広がる様子は絶景! 暮らし 2019年08月28日 月光と雪 雪は一夜にして風景を完全に変えてしまう特別で感動的な現象だと思う。朝、カーテンを開けて白一色の風景が広がっていると驚き、しばし見入ってしまう。 雪の夜、外に出ると月光に照らされた雪がところどころキラキラと輝いているのに気…