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星原の里山

星宮神社から干原の里山を望む。こういう里山風景を眺めると心が和み、その美しさ、柔らかさ、やさしさに見惚れる。

ビルやガードレール、電柱など直線ばかりが目立つ都会の風景に比べ、里山は柔らかい曲線に満ちあふれている。色が調和していて目にやさしい。

田植えから約1カ月。弱弱しかった苗は順調に伸び、太り、緑の色も濃くなってきた。サギが2羽、ゆっくりとした動きで田んぼを歩いている。空ではトンビにカラスがちょっかいを出している。

圃場整備が行われる前は一枚一枚の田んぼはこれよりずっと小さかっただろう。しかしそれを除けば、いつの時代かわからないほど変わらない里山の風景である。

2019年6月13日撮影