綾部の12地区
綾部は12の地区に分かれています。それぞれに特色や文化があり、風景や気候も異なります。
各地区には多くの自治会があり、綾部市全体では約190の自治会があります。地区ごとに自治会がまとまって自治会連合会を作っています。つまり綾部全体では12の自治会連合会があるというわけです。
※「綾部」「中筋」は市役所、図書館、市民センターなど都市機能が集中した地域です。
市街地的な風景があるのは綾部、中筋の2地区で、それ以外は田んぼや畑の多い農村地域。面積の77%が森林である綾部市は市街地から少し離れると田園風景が広がり、どこへ行っても低くてなだらかな山に囲まれています。山紫水明の穏やかな田園風景が綾部市の大きな魅力のひとつと言って良いでしょう。
移住を希望する人が、どんな暮らしをしたいかによってお勧めする地区も異なります。
・市街地には近い方がいいが、田園風景の中に住みたいという人には吉美地区
・都市的なものと離れて、静かで自然豊かな暮らしがしたいという人には中上林地区や奥上林地区
・車の必要がない便利な市街地が良いという人には綾部地区
といった具合です。綾部市の窓口や市民の人たちに希望を伝えて聞いてみるといいですね。
綾部市街地
綾部市の「街」。
人口の1/3はこのエリアに住んでいて、商業施設の多くはここに集中しています。
ほどよく商業地と住宅地が混じっている、田舎とまちなか両方楽しめる綾部の縮図のようなエリア。
綾部西部
福知山市大江町に隣接する自然豊かな里山。
中心部を流れる犀川やまわりを囲む山々と共にのんびりとした景色が広がります。
古墳の下に高速道路が通過している私市円山古墳を有する。
福知山市に隣接しているので福知山に通勤通学する人にも便利。
移住者に人気のある地区。
のどかな里山だが賑わいがあり、夏にはビアガーデンや花火大会も開催されています。
綾部中部
綾部ICを擁する綾部の玄関口。
あやべ桜が丘団地や綾部工業団地があるので子育て世代にも人気が高いエリア。由良川をこえると市街地にすぐ行けるので、都会と田舎のいいとこどりができるかも。
市街地から遠すぎない場所にある里山。
農家民宿も増えているので都市部からのファンも多い活気溢れるエリア。のどかな自然が広がり里山の原風景が今も残っています。
舞鶴市に隣接しているエリア。のどかな里山と雄大な自然が広がる。
和紙の里黒谷や足利尊氏により創建された安国寺、綾部で一番標高の高い弥仙山(みせんさん)など見所もたくさん。
綾部東部
京丹波町と隣接していて、京丹波わちICも近いので京都市内や京丹波町に行くのにも便利。
山と川に囲まれた地域。和紙の紙すき体験ができる黒谷和紙工芸の里があります。
移住者の多いエリア。自然とともに暮らしながら自分でナリワイを起こす人も多い。
福井県境に接しているので、買い物などに出るには綾部市街地より福井県おおい町の方が近いエリア。
とても自然豊かな場所で例年冬は深い雪に覆われます。