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青空と田んぼと軽トラと

盆を過ぎると青々とした稲がみるみるうちに黄金色に変わっていく。
9月の初旬には一斉に稲刈りが始まる。すでに多くの田んぼからは水が抜かれ、太陽の力を借りて土をしっかりと干す時期だ。
お百姓さんはこの季節の台風や雨には特に敏感になる。

よく晴れた日、実って穂を垂れた田んぼと青空の広がる風景に軽トラックがよく似合っていたので、思わず撮った一枚。なぜかはわからないが、都会で育った人でさえ郷愁を感じる風景ではないだろうか。

うっとりと眺めながら、ふと「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉を思い出し、年齢とともに謙虚を旨として生きていくようにしなくては、と自省した。