第1回田楽学校 開催しました!
2019年11月19日日曜日、
田楽学校(田舎を楽しむ学校)が開催されました。
来場者に配られた時間割
移住に際に気になるあれこれ、綾部の暮らしを彩る生活の知恵などを地元のセンセイが教えてくれるこの田楽学校。
会場となった綾部市立西八田小学校には綾部市内はもとより、大阪、東京、北海道など全国各地から約600名の方が来場、大いに賑わいました。
この時期一番の冷え込みになったこの日、8時半の朝礼開始に合わせ、スタッフ、ボランティアスタッフ一同朝早くから準備。
綾部の秋の風物詩、丹波霧が運動場を包みます。
霧の出る日は晴れるので、幸先の良いスタート!
前日準備から当日の運営、片付けまで、
多数のボランティアスタッフさんにご尽力頂きました!ありがとうございます!
8時前から来場者が詰めかけ、西八田小学校の児童たちも靴袋を配ったり時間割を渡したり、自発的に動いてくれました。
そして8時半からは朝礼!
田楽研究所木下代表による挨拶と、趣旨説明等を行いました。
学校といえばラジオ体操!
みなさんご参加いただき、体育館の外の方もめいっぱい準備運動されてました。
そして基調講演。
半農半X研究所・塩見直紀氏による『みんなが天の才を発揮し合う時代に』。
綾部の顔ともなった半農半Xの生みの親塩見氏に、AtoZで紐解く綾部という場所とこれからの生き方、天職観光についてなどお話頂きました。
最後にはテストもあったそうで!
留年された方はまた来年もお越しください、とのこと。
そしていよいよ田楽学校の授業がスタート。
あらかじめお伝えしていた時間割を見ながら、参加者の方は37コマの授業の中から受ける授業を選びます。
多種多様な授業が多く受けたい授業がカブっちゃうと悩む方も多かった模様。
どれもこれもご紹介したい魅力的な授業なのですが、ここではいくつかピックアップします。
●京都府中丹広域振興局の小栗センセイによる『ジビエ料理のススメ』
最近いろんなところで耳にするジビエについて、そして獣害、駆除などについてもお話頂きました。
試食もあったそう!
●音楽室では藤山センセイによる『ベリーダンスストレッチ』。
音楽家の肖像画の前でベリーダンスを踊る機会なんてそうそうないのでは!
みなさま楽しく踊られてました。
●教室を飛び出して運動場でも授業が行われました。
金田センセイによる『気軽に作れる竹小屋作り』。
みるみるうちに小屋が作られる様子は圧巻!
ノウハウを知りたい参加者から質疑応答が相次ぎました。
●お隣では綾部市森林組合による『チェーンソーを使ったほだ木作り』。
子どもたちも参加して、菌打ち体験で盛り上がってました。
椎茸菌の看板がかわいい!
●体育館では1時間目2時間目で『移住のきっかけや暮らし』というタイトルで移住者リレートークが行われました。
移住希望する方々や、移住者を受け入れる側の方々が、実際に綾部に移住した人の生の声や意見を聞いておられました。
●1年生教室で行われた『ドローンを飛ばしてみよう』という授業では、タイトル通り実際に教室内でドローンを操縦!
子どもから大人まで大勢の受講者で盛り上がりました。
2時間目が終わるとお待ちかねの昼休み!
マルシェも綾部内外から多数の魅力的な店舗が集まり、どれを食べようか、なにを買おうか悩む人続出!
家庭科室でプロの料理人の方が腕を振るってる姿も新鮮!
方々から食欲を刺激する匂いが漂います。
おなかが満たされたら午後からも授業!
四方連合会長じきじきに授業の宣伝をして回られてました!
●地元西八田で加工品を作っておられるもえぎグループさんよる『もろみ作りのお話』
実際に使われてる石の臼などの道具を持ち込まれ、普段の調理の様子のお話だけではなく実演と試食もありました。
●草刈センセイによる『心と向き合う刺繍時間』
ただ刺繍をするだけでなく、自分の心、内面と向き合う時間で、参加者の方も楽しまれていました。
●井上吉夫センセイによる『「移住のイロハ」迎える側から』
志賀郷地区で様々な移住者を迎えてきた井上センセイの視点で語られる受け入れのお話。
終始笑いの絶えない刺激的な授業だったようです!(板書が気になりますね…)
●会場となった西八田小学校の今年度のPTA役員の方々にも授業をして頂きました。
『PTA活動と地域活動』というテーマで、西八田での育児、教育などお話頂きました。
4時間目が終了すると、センセイ、生徒みなさんで掃除の時間!
参加者みなさんが協力し、自発的に掃除や机の配置を戻して頂き、とてもありがたく思いました。
一部、駐車場として利用した運動場も、最後は全面トンボかけ。
明るいうちに無事終了しました。
たくさんの方にご来場いただき、「楽しかった!」「西八田でこんなイベントできるなんて!」と嬉しい意見をたくさん頂きました。
この田楽学校が、いろんな方と綾部との接点になり、それが繋がって、綾部に足を運ぶきっかけや、移住に繋がっていったら嬉しく思います。
生徒のみなさん、マルシェ出店者のみなさん、センセイのみなさん、ボランティアスタッフのみなさん、
本当にありがとうございました!(スタッフ一同)