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【田舎暮らし豆知識】自治会の組織と役割

綾部市の自治会組織

綾部市は12の地区に分かれており、各地区に1つずつ「自治会連合会」という組織があります。12の自治会連合会の下には多くの自治会があり、その数は綾部市全体では約190です。自治会連合会のトップは自治会連合会長で、略して「連長」と呼ばれています。12の自治会連合会の上部組織として「綾部市自治会連合会」があります(図1)。

 

図1

 

各自治会の下にはいくつかの「組(もしくは班)」という組織があり、それぞれに組長(班長)がいます。組(班)は住民の小さな集団を束ねる役割を果たしています。行政からのお知らせなどは「自治会連合会>自治会>組(班)>各家庭」という経路で伝えられます(図2)。

図2

 

自治会の役割

自治会はさまざまな役割を果たしており、都会での自治会と比べると暮らしの中での存在感はずっと大きいと思います。自治会なしには綾部での暮らしは成り立たないと言っても良いでしょう。自治会活動によって暮らしが支えられており、地域の人たちの結びつきにも大きな役割を果たしています。

■情報伝達
行政や学校、地域の情報を、印刷物の配布や回覧板によって各家庭に伝えます。

■防災・防犯
自主防災活動も自治会の重要な役割です。また登下校の見守り活動や防犯灯の設置なども行います。

■環境美化
地域の一斉清掃や草刈り、農道整備などを行い、環境美化に努めています。資源ゴミの分別収集なども自治会の役割です。

■親睦
運動会や祭り、伝統行事、親睦会などを開催して、地域住民の交流の機会を作り、伝統を継承します。

■支え合い
高齢者などを支える活動を行います。

■その他
暮らしに関わるさまざまな課題解決に役割を果たします。

 

自治会活動に参加しましょう

このように暮らし全般に深く関与する自治会は、綾部で暮らす上で欠かすことができません。住民の自治は、綾部の暮らしを支える重要な活動です。このため住民が自治会活動に参加することはとても大切です。そうすることで地域に溶け込むことができ、お互いに助け合う暮らしが送れるようになるでしょう。