雪中の花 冬雪風景 2021年11月11日 この季節、あちこちに見られるフキノトウ。 雪や霜をものともせず、硬い土を割って顔を出すフキの花径だ。フキの葉とは地下茎でつながっている。枯れた野原にフキノトウの鮮やかな緑はよく目立つ。 「春の皿には苦みを盛れ」ということわざがある。フキノトウや春の七草の苦みが、冬の間に体内に溜め込んだ老廃物の排出を助けてくれるのだ。フキノトウは開く前の堅いうちが食べごろ。開くと苦みが強くなるからだが、それもてんぷらなどにすれば和らぎ、病みつきになる春の味覚である。 関連キーワード あやべ四季彩々上八田町西八田里山雪風景 関連記事 暮らし 2019年08月19日 ラジオ体操からの風景 毎朝のラジオ体操の場所から眺める風景がいかにも夏らしい。夏の早朝の空気は湿り気を帯び、夏特有の匂いがする。朝日の光は柔らかいが、その熱量はさすがに夏。 すでに日中の暑さを予感させる。田んぼに低く垂れこめた朝もやに遠景がか… 暮らし 2019年08月06日 お茶の名産地 綾部は全国茶品評会で連続受賞するほどのお茶の名産地でもあります。 飲料メーカーが販売している「綾鷹」も綾部に由来しています。(Hさん) 暮らし 2019年12月03日 藁の三角帽子 高津駅のすぐそばに、きれいに整列している三角帽子を発見。 稲刈りのあと、稲を互いに立てかけて乾燥させ、来年の畑の肥料にしたりするそうです。 暮らし 2019年08月28日 群青色の田んぼ 日が暮れてもしばらくは山の向こうから光が差して明るさが残る。これを残照という。次第に空の青が濃さを増し、やや紫を帯びた群青色が田植えを終えた田んぼに映り込んでとても美しい色合いを見せる。この色合いは一瞬で変化していくので…