移住立国あやべ

暮らしLife

地域の朝市に行こう!

吉美(きみ)のほっと朝市「地域に交流の場をつくる」

毎月第4日曜日の朝9時~11時に多田町(吉美地区)で「吉美のほっと朝市」が開催されています。朝市の会場になっているのは、のどかな田園風景の中に建っている市農業振興センター(吉美公民館)です。

道路沿いに立つ黄色いのぼり旗が目印

この朝市は、同地区の30~50代の9人で構成する吉美地区まちづくり協議会・いきいき交流プロジェクト推進員が中心となり「小さくても地域に交流の場をつくりたい」という思いで運営されています。朝市は室内で開催されているので、季節を問わず快適にゆっくりと過ごすことができそうです。

 

地域でつくる朝市 誰もが「ほっ」とする場に

オープンと同時に会場となる公民館のホールに入ると、すでにたくさんの人で賑わっています。机がぐるりと一周囲むように並べられ、そこに立つ出店者の皆さんが「こんにちはー」と笑顔で迎えてくれます。

外からの光が優しく差し込む明るいホールに店が並ぶ

入口付近にある黒板には出店者の配置図が書き込まれている

さあ、ぐるっとお店をまわって行きましょう!

地元の生産者と顔を合わせて話すのも楽しい時間

「今朝、収穫したばかり」という、地元でとれた季節の新鮮な野菜が並ぶ。量り売りがあったり、価格もお手頃で家計にも嬉しい。生産者の方とも顔を合わせられるのがいいですね!

「里っこパン」の名称で親しまれている。ここでしか買えないパン

地域のおばちゃん達が焼いたパン。メロンパンに焼きそばパン、ピザパンやクリームパンなど種類も豊富!優しくて懐かしい味に思わずほっこり笑顔になります。すぐに売り切れることもあるそうで、早めにゲットすることをおすすめします。

木下さんが店主のKINOSHITA COFFEE

コーヒー屋さんも。その場でドリップして淹れてくれるコーヒーは美味しくて評判です。しかも、なんと1カップ100円!コーヒーを片手に買い物をするのもいいですね。夏にはアイスコーヒーもメニューに加わります。

店主さんとの会話でオーダーメイド、なんてことも

手作りの雑貨や布小物はどれも趣向を凝らしたものばかりで、可愛い!季節ごとに趣向を凝らした商品が並びます。その他にも、焼き菓子やシフォンケーキ、ちらし寿司、太鼓体験コーナーや囲碁教室コーナー(こちらの2つは無料)、アロマハンドクリームなど、楽しく多彩な店舗がたくさん。※出店者は開催される月によって変わるようです

 

地域の魅力を掘り起こし、発信する

朝市を運営するメンバーの一人である四方さんに聞くと、
「そもそも、この朝市が始まるきっかけとなったのは、住民アンケートで、『地元で作った野菜が並ぶ朝市をやってみたい』という声があったことから。今では地域に根差した朝市として定着しているのが嬉しい」と話してくれました。

また、「朝市は月に1回ですが、住民どうしが顔を合わせて「元気か?」と声を掛け合う、大切な交流の場になっています。これからは地区内でいきいきと生活している人や活躍している人を紹介するなど、この地域の魅力を外の人にも知ってもらう機会にもなっていけば」とも。これからがますます楽しみですね。買い物だけでなく、出店者の方々との会話にもほっこり和む、また行きたくなる朝市でした。

吉美のほっと朝市
開催日時:毎月第4日曜日 9時から11時
場所:吉美公民館(綾部市多田町寺田2番地の2)
※開催日時や場所は変更になる場合があります。詳しくは下記へ問い合わせください。
問い合わせ先:0773-42-6772(吉美公民館)
吉美地区について(当サイト内にリンク)

吉美地区の公式サイト(外部へリンク)