移住立国あやべ

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【綾部に移住した経緯】
柏原安子さん(自然素材オリジン/和宿オリジン)

里山なごみ菓子工房 自然素材Originを主宰されている柏原安子さん。
綾部市に移住された経緯やその時々の想いを伺いました。

--経歴を教えてください

10代の頃から洋菓子作りを勉強し、将来はお店を持つことが夢でした。
結婚出産を経て、子どもがアレルギーを持っていたことから「食の原点を見直したい」と方向を転換しました。その後、昔よく祖母が作っていた甘酒を「むしぱん」作りに取り入れ、安心して食べられるスイーツを考案してみました。

大阪の豊中市を拠点にイベントなどに出店するうちに、同じ思いを共有できる人たちと出会い、
自然素材での菓子工房を本格的にはじめました。

庭に育つ山椒の実を採る柏原さん

 

田舎暮らしに憧れてあちこち見に行きましたがあまりピンと来ず。
大阪でイベント出店していた時に出会った人から綾部の話を聞いたことがきっかけで、現地に足を運んでみたところ家族みんなが気に入り「ここだ!」と移住を決断。2012年に綾部市の奥上林地区睦寄町へ移住しました。
現在は大工をする夫と小学生の娘、母親との4人暮らしです。

夫が言うには「この土地は2000年ぐらい変わらない景色」で、風水的にも気の流れが最高に良い、とのこと。(夫は風水もしています)

移住後、運よく同じ地域で菓子工房としての場所や必要な機材も借りることが出来、それまで続けていた菓子作りを再開することが出来ました。
作ったお菓子はイベントなどで出店するほか、あやべ特産館あやべ温泉でも販売しています。
最近では、住居(母屋と離れ)を活用して農家民宿を開業しました。

自然素材にこだわった無農薬ハーブティーも販売

 

綾部に来てからは季節の移ろいや地域の行事などを通して、自然をより身近に感じながら生活できていると話す。

 

集落の人たちは面倒見がいい人たちばかりで、子どものことも我が子のようによく見てもらっています。
「貸し借り」がなく、お裾分けを持って行っても、その場で物々交換のように何かが返ってくる。
移住者であろうと誰であろうと平等に接してもらえる距離感が心地よかったです。

屋号「Origin」の看板。知人に作ってもらったロゴのデザインも気に入っている

 

「ここに居させてもらっている」という気持ちで、土地が喜ぶ生き方をしていきたいと思うようになった。

これからも、やりたいことは盛りだくさんです。
「白味噌を作るワークショップ」や「こんにゃくづくり」などを企画中。
自分が住む鳥垣の自然環境を活かして、自然素材を使った食の良さをもっと多くの人に伝えていきたい。

白砂糖を使わずに作ったよもぎ大福。優しい自然の甘みが香る。

 

里山なごみ菓子工房 自然素材Origin
京都府綾部市睦寄町
Tel 0773-21-5816

自然素材オリジンは奥京都綾部に位置する小さな菓子工房です。よもぎやあま酒を使った素朴なむしぱんに大福、おはぎ、焼き菓子など季節の素材を活かしたお菓子を作っています。

和宿Origin