綾部市コミュニティナースとは?
綾部市は2017年から「コミュニティナース」をスタートさせました。
コミュニティナース(以降コミナス)は新しい看護師としての働き方。
病院や施設ではなく、地域の中で日常的に住民と関わり、つながりを深めながら、看護師の知識を生かして健康づくりや地域のコミュニティ活動を支援するひとのことをいいます。
綾部市では現在(2024年4月)、「地域おこし協力隊」制度にのっとった嘱託職員として2名のコミナスが他県から移り住み、西八田地区・中上林地区・奥上林地区を拠点として活動しています。
まちの保健室のような存在を目指して
メインとなる活動としては、まずは各地区で定期開催している「コミナスの部屋」があります。
「コミナスの部屋」では座ってできる体操をしたり、健康にまつわる話をしたり、おくすり手帳や健康診断結果の見方についてお話したり…その時その場にいらっしゃる方々の要望にそって会を進めています。また、同じ地域で暮らしていても普段なかなか顔を合わせない人とゆったりおしゃべりできる場所にも、、。まちの保健室のような存在を目指しています。
他には介護施設のあやべ松寿苑で週に1回「コミナスステーション」を開設していたり、戸別訪問も実施しています。地域を歩き、1軒1軒のお家に声掛けをしていくことで「どんなひとが、この地域に住んでいるのか」を知ることができます。コミナスの部屋では他の方もいらっしゃるので話しづらいお話を、じっくり伺うことも目的にしています。
地域の人々と双方向にやりとりする中で、「自分の心と体を大事にして、健康に暮らす」ことを一緒に考えていく。そこに住む一人一人がへルスリテラシーを高め、自分らしく生きていける未来を「共に育てていく」こと。その手助けをする役割が、コミナスにはあります。
*ヘルスリテラシーとは、自分にあった健康情報を探して、わかって(理解し、評価した上で)、使える力のことです
コミナス体験してみませんか?
綾部市では、コミナスに興味のある方に向けて体験プログラムを開催しています。ご希望の日程や内容に合わせてオリジナルのプログラムを作成しています。どうぞ気軽にお問い合せください。詳しくはこちらより。(綾部市ホームーページ内)
問い合せ先:0773-54-0095 (市定住・地域政策課 上林いきいきセンター)
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