移住立国あやべ

お知らせInformation

平田 佳宏(ひらた よしひろ)

在住地区/西八田(中部担当)

■生まれた年/1962
■家族構成/夫婦2人
■職業/地元新聞社に勤務しながら自給農を営む半農半会社員
■情報発信ツール/主にFacebook
■U・Iターン/Iターン
■移住した年/2015
■移住前居住地/奈良県生駒市
■生活の環境/里山暮らし
■相談できること/古民家/半農半X/地域/コミュニケーション・デザイン

■地域の魅力や定住希望者へのメッセージ
52歳で早期退職し、移住しました。週に3日、ローカル新聞社に勤務し、残りはコメや野菜を作り、山の世話や薪づくりをして暮らしています。「移住立国」を提唱し、綾部市と官民協働で移住者をお迎えする活動を行っています。田舎を楽しむための知恵や技を学べる「田楽学校」を主催する「田楽研究所」副代表。

自分でモノを作り出す生活は田舎ならではのものです。作れる環境があれば、何でも買う前に「自分で作れないかな」と考えるようになります。コメも野菜も道具も小屋も、自分で作れば安心できるし、カネもあまりかからず、何より愛着がわいて大切にします。そうすると物欲がどんどんなくなっていくのです。それはもう面白いぐらいに。

結果として、田舎暮らしはカネがかかりません。もともと都会よりも生活費が小さくて済む上に、カネを使わなくなるのだから当然ですね。カネを使わなくてもとても充実しています。だからワタシの信条は「経済成長なきシアワセ」です。自給率が上がればカネやモノに依存する度合いが下がります。すると束縛から解放されて、自分の価値観で生きていける。つまり自立できるのです。「自給自立」こそがこれからの生き方だと確信しています。